2010-01-01から1年間の記事一覧

2010年の映画について

記録として2010年に観た映画の全ランキングを下にまとめます。対象は劇場で観た新作映画にしました。劇場で観た「童貞。をプロデュース」「我輩はカモである」とかDVDで観た「インビクタス」「トイ・ストーリー3」は外しました。全57本か...。しゃかりきで57…

2010年個人的映画ランキングベスト10

今年見た映画で面白かった10本はこんな感じでした。 1位:「ライブテープ」 今年一番良かったのはこの作品。自分が観たいもの全てが入ってました。この作品については改めて後日ちゃんと感想を書きます。 2位:「堀川中立売」 事前に情報を全く入れないで…

2010個人的映画ランキング各賞【前編】

とりあえず前回の「キック・アス」をもって今年の映画納めをしたので映画ランキングをつけます。毎年mixiでやってたんだけどブログでは当然初めて。という事で今回はアカデミー賞やMTVムービーアワードみたいにそれぞれ良かったものを挙げてみますよ。なんだ…

「キック・アス」

一週間もブログ書かなかったのはこのブログやりだしてから初めてでしたね。なにぶん年末なもんで映画に行く暇が無くてね。財布の中には焦げ付いた「ゴースト」のチケットが残りましたよ...。で、ようやく超話題作「キック・アス」を観てきました。公開に至る…

2010個人的映画ランキング各賞【後編】

前回の続き。音楽賞から。 【音楽賞】 1位:「東京の空」「ライブテープ」 2位:「顔の無い人」「堀川中立売」 3位:「那些花儿(Those flowers)」「スプリング・フィーバー」 4位:「ワック!ワック!B-hack」「SR サイタマノラッパー2」 5位:「心…

「ベオグラード1999」

今回は「ベオグラード1999」というドキュメンタリー作品の感想です。左翼の監督が撮った右翼のお話。 ちなみに「ヤマト」観終わった流れで観ました。「右」曲がり繋がりで。あらすじ※goo映画より引用 時は1999年。平成天皇の在位十年記念式典が行われ、日の…

「堀川中立売」

先週は前回のブログにまとめた騒動でてんやわんやだったので延びに延びてしまいましたが、今回は「堀川中立売」という映画の感想を書きますよ。 そもそもこの映画を知ったのは結構前で、一年くらい前からtwitterのTL上にこの名前が流れてきてました。まず読…

【「シネマハスラー」とミスリード】顛末記 ※追記あり完全版

今回はボクがTogetterで「『シネマハスラー』とミスリード」というまとめを作った話。TBSラジオで放送中の「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル(以下タマフル)」に「シネマハスラー」という人気の映画評論コーナーがある。これが抜群に面白い…

「SPACE BATTLE SHIP ヤマト」

【キムタクの「ヤマト」を初回に観に行く】というとんでもない指令を会社から頂きまして、ちゃんと初日に行ってきましたよ。どういう会社なんだろね。【あらすじ】※シネマトゥデイより引用 2194年、外宇宙に突如として現れた敵・ガミラスが地球への侵攻を開…

「スプリング・フィーバー」

twitter上で「スプリング・フィーバー」という映画が、大阪で上映中止騒動になってるというのをたまたま知りました。そこらへんのまとめは【Together-「スプリング・フィーバー」上映中止騒動】を読んで頂く事にして、とりあえずどんな映画なの?って事で観…

「ゲゲゲの女房」

NHK版の方は観た事無いんですが、いろいろと縁があるので映画版の「ゲゲゲの女房」を観てきましたよ。【あらすじ】※シネマトゥデイより引用 良縁を願っていた29歳の布枝(吹石一恵)は、戦争で片腕を失った10歳年上の漫画家・茂(宮藤官九郎)とお見合いをす…

日本版「MOVIE MAP」を作ってみた。

海外のネットをブラブラと見ていたらこんな画像が。 アメリカ50州にそれぞれ舞台となった作品名が入った地図。 面白いので自分で日本版も作ってみましたよ。作品のチョイスは趣味全開です。苦情の受付は終了しました! もうちょっとデザイン心があればねえ..…

「ビッチ・スラップ 危険な天使たち」

もう公開も終わろうとしている「ビッチスラップ」に慌てて駆け込んできました。最近観た映画がかなり「アウェイ」だったもんで久々の「ホーム」感。※ここでいう「ホーム」にはおっぱいと機関銃とアクションが含まれております。【あらすじ】※シネマトゥデイ…

「燃える闘魂アントニオ猪木50年の軌跡」

アントニオ猪木デビュー50周年記念DVD-BOX (初回生産限定)出版社/メーカー: TCエンタテインメント発売日: 2010/12/03メディア: DVD クリック: 29回この商品を含むブログ (6件) を見る先日、縁あって大阪に行く事がありまして。梅田ブルク7で「燃える闘魂ア…

「クロッシング」

北朝鮮の映画の方では無い「クロッシング」を観てきました。同じ年に同じタイトルが先に公開されてるってかなり不利な状況だね。検索してもみんな「北朝鮮がなんたらかんたら」とかの感想の方が先に目に入ってくるので埋もれがち。 【あらすじ】 1週間後に退…

「玄牝」

「げんぴん」と読みます。twitter上では公開前から賛否両論。かなりデリケートな問題を取り扱ったドキュメンタリーですからねえ。公開日に観てきましたよ。確かに難しい作品でした。ふー...。 【チェック】※シネマトゥデイより引用 『七夜待』の河瀬直美監督…

「乱暴と待機」

11/3は「乱暴と待機」を観てきました。ったくドームではPerfumeライブがやってるというのに...。 【あらすじ】※シネマトゥデイより引用 番上(山田孝之)と妊娠中の妻・あずさ(小池栄子)が引っ越した先にいたのは、あずさの高校時代の天敵、奈々瀬(美波)…

「マザーウォーター」

明日はせっかくの休みなので景気良く「ビッチ・スラップ」を観ようと渋谷へ行きました。が、どうせ面白いんでしょ?と、気分を変えて180°方向転換。新宿で「マザーウォーター」を観ました。金魚だったらここまで環境が変わるとついてけなくて死にますね。 【…

「『踊る大捜査線』は日本映画の何を変えたのか -日本映画専門チャンネル 編-」

本屋をブラブラしてたら気になるタイトルの新書が。「踊る大捜査線」は日本映画の何を変えたのか (幻冬舎新書)作者: 日本映画専門チャンネル出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2010/09メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 24回この商品を含むブログ (8件) を見…

「Shikasha」

先日、高円寺で観た「CALF」のイベント。その時の話は既にもう「CALFの世界」という話でまとめたんだけど、今回はそのイベントで観た短編映画「Shikasha」のお話を書きます。「Shikasha」は今年のカンヌ国際映画祭の「監督週間部門」で選ばれた10分間の短編…

「雷桜」

一昨日信頼できる筋から「らいおうすげえ。ギャグだ。」っていうメールが入り、観るつもりの無かった「雷桜」に俄然興味を持ったので昨日観てきました。うん、まあねえ...。 【あらすじ】※シネマトゥデイより引用 母の愛を知らずに育った、徳川将軍・秀斉の…

「nude」

昨日はお休み。いつも通り「暗い部屋の真ん中で体育座り」と、休日をエンジョイしていたところtwitterから「映画『nude』を観てください!」と言われたので新宿に観に行ってきましたよ。 【あらすじ】※allcinemaより部分引用 芸能人になることを夢見ながら、…

「島田陽子に逢いたい」

twitterで「島田陽子に逢いたい」が超傑作!というツイートを見かけました。 なにそのタイトル!?と俄然興味がわき、昨日テアトル新宿まで行ってきましたよ。観る前はタイトルから察して落語の「紺屋高尾」みたいな話かと思ってました。染物職人の久蔵が憧…

「インシテミル」

思えば「バブルへGO!」とか「ボディ・ジャック」とか「アマルフィ」とか、タイトルだけで会話のネタになってしまう(というかボクがしてしまう)ような映画が数多くありましてな。ご多分にもれず「インシテミル」という単語も、その意味がわからない点や予…

「エクスペンダブルズ」

「インセプション」「特攻野郎Aチーム」「十三人の刺客」ときて、今回もまた「チームもの」。 新宿で「エクスペンダブルズ」観ました。 【あらすじ】 ・・・というかまあ、スタローン以下「往年のスター」たちが一堂に介して悪い奴をやっつける話です。 以下…

「ナイト&デイ」

昨日、渋谷にて「ナイト&デイ」観てきました。【あらすじ】※シネマトゥデイより引用 ジューン(キャメロン・ディアス)はある日、えたいの知れない男(トム・クルーズ)と思いがけない出会いを果たすが、その男はジューンが夢に見た理想の男性どころか、重…

「興行」としての女子総合格闘技

twitter上の縁で「女子総合格闘技ジュエルス」を観に行く事ができました。プロレスならともかく「総合格闘技」、しかも「女子」ってのは雑誌の紙面上では知ってるけど生の観戦は初めて。新木場1stRINGの北側、リングから2列目というかなり良い席で観戦。これ…

「死刑台のエレベーター」(2010)

調べてみたらオリジナルの方も今日からリバイバルでやってるのね。じゃあ両方行かないと!と、いう事で今日は「死刑台のエレベーター」を両方観ました。1957年公開のオリジナル版は言わずもがなの名作なので感想は簡単に。 「え?」ってところもあるけど、流…

昇天

東京60WATTSの「昇天」という曲がある。疾走感あるピアノサウンドと、猟奇的な歌詞。バラバラになった(した?)彼女を鞄に詰め込んで街を歩く男。 彼女の血の「赤」、骨や体液や雪の「白」。 男が目にする色彩がはっきりと浮かぶような世界観で織りなす純粋…

「カラフル」

ちょっと前ですが「カラフル」観ました。 原恵一監督の「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ戦国大合戦」が好きでねえ。ボクは「オトナ帝国」より「戦国大合戦」の方がどっちかっていうと好きなんスよ。そんな理由で「BALLAD」で抱えた怒りってのはまた別の話。あ…