「シン・ゴジラ」

ここ数年。映画を劇場で観る事が出来なくなり、また、感想なんかも書くことがなかったですけど、「シン・ゴジラ」に関しては時間作ってちゃんと観たし、思うところもあったので久々に感想書きます。 今を去ること17年前、ワタシ実は「ゴジラ×メガギラス G消…

「原発アイドル」

今回は映画の感想では無く、昨年放送されたドキュメンタリー番組「NONFIX」の「原発アイドル」という作品の感想です。時期を逃したまま完成しなかった下書きを復活させます。 【あらすじ】※NONFIXホームページより引用 今や、その文字を目にしない日は無いと…

「ダークシステム 完全版」

たしかこの作品の予告を観たのは去年の「童貞。をプロデュース」上映の前だったと記憶しています。なんだか血圧高めのテンションに圧倒されたのと、9月の時点で「NEXT SPRING」と表示された予告に「ずいぶん先だなっ!」と心の中で突っ込んだもんです。ただ…

「ダイ・ハード/ラスト・デイ」

今年に入って観た洋画がブルース・ウィリスが出てる作品っていう非常に偏った年初となっていますが、今回の感想はダイ・ハードの最新作です。一作目から既に25年の月日が経ってるのね。【あらすじ】※シネマトゥデイより引用 久しく会っていなかった息子ジャ…

「DOCUMENTARY OF AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN 少女たちは涙の後に何を見る?」

AKB48のドキュメンタリーも、もう3年目なんですね。毎年、出来が良くなってきているシリーズなので今年はどんな感じになっているだろうと思いまして観てきました。平日の夕方ともあって男子高校生多し。高校野球の抽選会くらい色んな制服の男どもが観に来て…

「フラッシュバックメモリーズ 3D」

思えば。ボクが学生時代だった90年代頃は、ドキュメンタリー映画なんてポレポレ東中野かアップリンクかユーロスペースみたいな、所謂「ミニシアター」でしか上映されて無かったんですよ。ドキュメンタリー映画の地位が上がったんだか、映画のジャンルの底が…

「あるいは佐々木ユキ」

中央自動車道を都心から八王子方面へ。調布基地を追い越して、右に見える競馬場。左はビール工場。更にちょっと行くと、高速道路上の空を横断して可愛らしいモノレールが走っています。今回はそのモノレールも重要な役割で出てくる謎の映画「あるいは佐々木…

「LOOPER/ルーパー」

新年開けてからずっと風邪が治りません!今年はちゃんと書くと言いながらすっかりこのザマでございます。 今年も何卒宜しくお願いいたします。 2013年、映画館で一番最初に観た映画は「LOOPER」...を観に行った際に強制的に観せられた「わたしをバルトに連れ…

2012年の映画について

今年最後のブログは毎年恒例、その年に観た映画の全ランキングと雑感です。毎年「いやあ、今年は映画観なかったなあ!」とか良いつつ、数えてみたら去年より10本くらい多いんですよね。しかも2回観に行った映画とかもあるし。なんだかんだで映画館に通ってい…

2012年個人的映画ランキングベスト10

今年もいろんな映画が公開されましたねえ。 2012年に観た映画の中で面白かった映画は下記の通りです。 【第10位】「この空の花」 上映中は完全に亜空間に引きずり込まれたような感覚に陥りました。御大でありながらフレッシュ。他のどの監督の作品よりも一番…

2012年 個人的映画ランキング各賞【後編】

昨日に引き続きまして映画ランキング各賞の発表です。【音楽賞】 1位:「加地等がいた 僕の歌を聴いとくれ」より「これで終わりにしたい」 2位:「愛のゆくえ(仮)」より「グッド・バイ・マイ・ラブ」 3位:「サニー 永遠の仲間たち」より「sunny」 4位:「スカ…

2012年 個人的映画ランキング各賞【前編】

随分とご無沙汰してしまいました。感想はすっかり書けなくなりましたが映画はそれなりに観ておりまして、年末のこの個人的イベントに関してはちゃんとやっておこうと。 という事で、例年通り「2012年に劇場で観た新作映画」を横並びで観直して、良かった人た…

「桐島、部活やめるってよ」

「ザ・マペッツ」を観たお台場でこの映画のチラシ見て知ったんですけど、公開されるや否や「映画好きの好事家」から「最近見た映画『BECK』以来」みたいな方まで幅広く好評なこの映画、とりあえず観て参りました。本来なら前売りを買ってる「おおかみこども…

「ダークナイト ライジング」

日々twitterなぞやっていると、映画のネタバレとなるようなツイートを散見しますなあ。ボクはあまりネタバレを気にしないのですが(とは言え「アーティスト」の「あるギミック」を普通に呟いてる人を見かけてギョッとしたことありますが)、これは公開前から…

「予告」

この感想を書く他無いな。

「ヘルタースケルター」

先週この映画が公開された夜からtwitter上でも賛否両論の感想が流れてきまして。感覚的には否が多かったようなので実際どんなもんなんだろうと気になり観に行きましたよ。【あらすじ】※シネマトゥデイより引用 トップモデルとして芸能界の頂点に君臨し、人々…

「先生を流産させる会」

今年の春先頃でしたかねえ。この映画に対して何の思い入れも無い方々に見つかって、どーせ観る気もないような方々にいたずらにバッシングされるという憂き目にあった(とはいえ、結果的にその事が動員に繋がったようなので大成功!な)「先生を流産させる会…

「苦役列車」

※「ヒミズ」の時同様、この作品もラストに触れざるを得ないので若干ネタバレしてます。観てから読む事をお薦めします。 この夏の映画興行戦争、第一弾として「海猿」「ヘルタースケルター」「苦役列車」と公開されましたが、この中で「苦役列車」を初日に新…

「テルマエ・ロマエ」

7月に入り超大作が続々と公開されてますが、今回は2012年の上半期で一番ヒットした作品「テルマエ・ロマエ」の感想です。 【あらすじ】※シネマトゥデイより引用 古代ローマ、アイデアが行き詰まり失業した浴場設計技師のルシウス(阿部寛)は、友人に誘われ…

「Beyond the ONEDAY〜Story of 2PM&2AM〜」

ボクが映画のジャンルの中で「ドキュメンタリー」が好きな理由として、まずボク自身が「すけべ」であるという事(!)の他に「知らない世界を垣間観る事が出来る」という事もあるんですよ。中東の内戦や放射能問題、児童養護施設やAKB48、病んじゃっている人…

「巨神兵東京に現わる」

先日、この夏のビックイベント「特撮博物館」の内覧会に行く事が出来ました。 これがまあ、ここ数年の展覧会の中でもトップクラスのクオリティ&クオンティティだったんですよ。 ゴジラとガメラとウルトラマンをエヴァンゲリオンで表現してナウシカにまとめ…

「ザ・マペッツ」

「超面白い!」っていう噂を聞くか聞かないかのタイミングで、一気に上映館数が減ってしまった不遇の作品「ザ・マペッツ」の感想を書きますよ。「ジム・ヘンソン」ワークスの中では「ラビリンス 魔王の迷宮」とか「フラグルロック」は観てたんですが、「セサ…

「サニー 永遠の仲間たち」

巷でえらい話題になっている韓国映画「サニー 永遠の仲間たち」。ご多分に漏れずボクも先日観てきましたよ。久々に渋谷のBunkamuraに行きましたけど相変わらずハイソな感じですねえ。客層も心無しかご婦人が多かったっす。まあ予告編でフレデリック・ワイズ…

「加地等がいた-僕の歌を聴いとくれ-」

加地等(かぢ ひとし)さんの事を知ったのは、たしかミュージシャン前野健太さんのブログからだったと思います。【「ロマンスカー」という曲を加地さんが褒めてくれて嬉しかった】云々との一文を読んだのがきっかけです。あの「前野健太」に影響を与えたミュ…

「この空の花 長岡花火物語」

今回は大林宣彦監督の「この空の花」の感想です。正直言って大林宣彦監督作品、苦手です。なにしろ出会いが悪かった。一番最初の大林宣彦体験は、7歳の時に観た「HOUSE」。トラウマのあまり今でも怖くて観るのをためらうという始末。 ※具体的には去年25年ぶ…

「アメイジング・スパイダーマン」

「勢いにまかせて観る」みたいな映画ってありません?「時間が空いた!」とか「今ちょうどこの映画が観たい気分!」みたいな。今回はそんな感じで勢いにまかせて観た映画、「アメイジング・スパイダーマン」の感想です。 【あらすじ】※シネマトゥデイより引…

「僕は人を殺しました」

最近、twitterの極めて一部で猛威を振るっている、映画「僕は人を殺しました」宣伝アカウント(フォローしてはアカウントを消しの繰り返し。さらには「僕殺」「殺殺(コロコロ)」「殺殺2」「殺殺3」「殺殺4」「殺殺5」など更なる別アカウントを増やし、全盛…

「隣る人」

なにしろドキュメンタリーが好きなもので、この映画も結構早い段階から認識していまして。 観に行ったところ、期待通りどころか、むしろ期待を遥かに超えた作品だったので遅まきながら感想を書きます。【あらすじ】※シネマトゥデイより引用 保育士のマリコさ…

「ドライヴ」

こいつは非常に困った映画ですよ。ぼかあ基本的にどんな映画でも楽しめるし、ここ最近はアンダーグラウンドな映画(え?コレ映画なの?事故なの?みたいなモノ)ばっかり観てたので「映画」そのものに対するハードルもムチャクチャ下がってたんですよ。つか…

「アーティスト」

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