2012-01-01から1年間の記事一覧

2012年の映画について

今年最後のブログは毎年恒例、その年に観た映画の全ランキングと雑感です。毎年「いやあ、今年は映画観なかったなあ!」とか良いつつ、数えてみたら去年より10本くらい多いんですよね。しかも2回観に行った映画とかもあるし。なんだかんだで映画館に通ってい…

2012年個人的映画ランキングベスト10

今年もいろんな映画が公開されましたねえ。 2012年に観た映画の中で面白かった映画は下記の通りです。 【第10位】「この空の花」 上映中は完全に亜空間に引きずり込まれたような感覚に陥りました。御大でありながらフレッシュ。他のどの監督の作品よりも一番…

2012年 個人的映画ランキング各賞【後編】

昨日に引き続きまして映画ランキング各賞の発表です。【音楽賞】 1位:「加地等がいた 僕の歌を聴いとくれ」より「これで終わりにしたい」 2位:「愛のゆくえ(仮)」より「グッド・バイ・マイ・ラブ」 3位:「サニー 永遠の仲間たち」より「sunny」 4位:「スカ…

2012年 個人的映画ランキング各賞【前編】

随分とご無沙汰してしまいました。感想はすっかり書けなくなりましたが映画はそれなりに観ておりまして、年末のこの個人的イベントに関してはちゃんとやっておこうと。 という事で、例年通り「2012年に劇場で観た新作映画」を横並びで観直して、良かった人た…

「桐島、部活やめるってよ」

「ザ・マペッツ」を観たお台場でこの映画のチラシ見て知ったんですけど、公開されるや否や「映画好きの好事家」から「最近見た映画『BECK』以来」みたいな方まで幅広く好評なこの映画、とりあえず観て参りました。本来なら前売りを買ってる「おおかみこども…

「ダークナイト ライジング」

日々twitterなぞやっていると、映画のネタバレとなるようなツイートを散見しますなあ。ボクはあまりネタバレを気にしないのですが(とは言え「アーティスト」の「あるギミック」を普通に呟いてる人を見かけてギョッとしたことありますが)、これは公開前から…

「予告」

この感想を書く他無いな。

「ヘルタースケルター」

先週この映画が公開された夜からtwitter上でも賛否両論の感想が流れてきまして。感覚的には否が多かったようなので実際どんなもんなんだろうと気になり観に行きましたよ。【あらすじ】※シネマトゥデイより引用 トップモデルとして芸能界の頂点に君臨し、人々…

「先生を流産させる会」

今年の春先頃でしたかねえ。この映画に対して何の思い入れも無い方々に見つかって、どーせ観る気もないような方々にいたずらにバッシングされるという憂き目にあった(とはいえ、結果的にその事が動員に繋がったようなので大成功!な)「先生を流産させる会…

「苦役列車」

※「ヒミズ」の時同様、この作品もラストに触れざるを得ないので若干ネタバレしてます。観てから読む事をお薦めします。 この夏の映画興行戦争、第一弾として「海猿」「ヘルタースケルター」「苦役列車」と公開されましたが、この中で「苦役列車」を初日に新…

「テルマエ・ロマエ」

7月に入り超大作が続々と公開されてますが、今回は2012年の上半期で一番ヒットした作品「テルマエ・ロマエ」の感想です。 【あらすじ】※シネマトゥデイより引用 古代ローマ、アイデアが行き詰まり失業した浴場設計技師のルシウス(阿部寛)は、友人に誘われ…

「Beyond the ONEDAY〜Story of 2PM&2AM〜」

ボクが映画のジャンルの中で「ドキュメンタリー」が好きな理由として、まずボク自身が「すけべ」であるという事(!)の他に「知らない世界を垣間観る事が出来る」という事もあるんですよ。中東の内戦や放射能問題、児童養護施設やAKB48、病んじゃっている人…

「巨神兵東京に現わる」

先日、この夏のビックイベント「特撮博物館」の内覧会に行く事が出来ました。 これがまあ、ここ数年の展覧会の中でもトップクラスのクオリティ&クオンティティだったんですよ。 ゴジラとガメラとウルトラマンをエヴァンゲリオンで表現してナウシカにまとめ…

「ザ・マペッツ」

「超面白い!」っていう噂を聞くか聞かないかのタイミングで、一気に上映館数が減ってしまった不遇の作品「ザ・マペッツ」の感想を書きますよ。「ジム・ヘンソン」ワークスの中では「ラビリンス 魔王の迷宮」とか「フラグルロック」は観てたんですが、「セサ…

「サニー 永遠の仲間たち」

巷でえらい話題になっている韓国映画「サニー 永遠の仲間たち」。ご多分に漏れずボクも先日観てきましたよ。久々に渋谷のBunkamuraに行きましたけど相変わらずハイソな感じですねえ。客層も心無しかご婦人が多かったっす。まあ予告編でフレデリック・ワイズ…

「加地等がいた-僕の歌を聴いとくれ-」

加地等(かぢ ひとし)さんの事を知ったのは、たしかミュージシャン前野健太さんのブログからだったと思います。【「ロマンスカー」という曲を加地さんが褒めてくれて嬉しかった】云々との一文を読んだのがきっかけです。あの「前野健太」に影響を与えたミュ…

「この空の花 長岡花火物語」

今回は大林宣彦監督の「この空の花」の感想です。正直言って大林宣彦監督作品、苦手です。なにしろ出会いが悪かった。一番最初の大林宣彦体験は、7歳の時に観た「HOUSE」。トラウマのあまり今でも怖くて観るのをためらうという始末。 ※具体的には去年25年ぶ…

「アメイジング・スパイダーマン」

「勢いにまかせて観る」みたいな映画ってありません?「時間が空いた!」とか「今ちょうどこの映画が観たい気分!」みたいな。今回はそんな感じで勢いにまかせて観た映画、「アメイジング・スパイダーマン」の感想です。 【あらすじ】※シネマトゥデイより引…

「僕は人を殺しました」

最近、twitterの極めて一部で猛威を振るっている、映画「僕は人を殺しました」宣伝アカウント(フォローしてはアカウントを消しの繰り返し。さらには「僕殺」「殺殺(コロコロ)」「殺殺2」「殺殺3」「殺殺4」「殺殺5」など更なる別アカウントを増やし、全盛…

「隣る人」

なにしろドキュメンタリーが好きなもので、この映画も結構早い段階から認識していまして。 観に行ったところ、期待通りどころか、むしろ期待を遥かに超えた作品だったので遅まきながら感想を書きます。【あらすじ】※シネマトゥデイより引用 保育士のマリコさ…

「ドライヴ」

こいつは非常に困った映画ですよ。ぼかあ基本的にどんな映画でも楽しめるし、ここ最近はアンダーグラウンドな映画(え?コレ映画なの?事故なの?みたいなモノ)ばっかり観てたので「映画」そのものに対するハードルもムチャクチャ下がってたんですよ。つか…

「アーティスト」

...の感想を編集中...。

「バトルシップ」

個人的に今一番楽しみにしているイベントで「松江・古澤の勝手に映画宣伝部」というのがありまして。 松江監督と古澤監督が一本の映画についてあーだこーだいうイベントで第一回目から欠かさずお邪魔させてもらっているのですが、2012年に入ってから古澤監督…

「SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者」

縁あって公開初日の一回目の上映で観る事ができました。当日は雨の中スタッフ&キャストの皆さんが渋谷の街をゲリラで宣伝していて、一作目を公開した時から変わらぬその宣伝スタイルに観る前からグッときたりしてました。とは言え、映画の感想はなるべく中…

「DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る」

今、AKB48の映画がやってるのね。前作からもう一年たったのかあ、という気分。AKB48に関しては、前作を観たおかげである程度名前は憶えたのですが興味は持続せず。映画に関してもいかんせん前作の出来があまりにもいちげんさん無視だったもんで今回はノーマ…

「ヒミズ」

予め書いておきますが、この感想は思い切りネタばれします。この映画についてなんか書く場合、どうやったってラストシーンに触れずにはおれんのです。あと、原作マンガのネタバレもしますよ。と言う事で、未見の方はご注意くださいませ。 【あらすじ】※シネ…

「CUT」

去年末に公開され、巷でも評判の良い「CUT」という映画を観ましたよ。今回はこの作品の感想です。 【あらすじ】※シネマトゥデイより引用 売れない映画監督・秀二(西島秀俊)の作品が映画館で上映されることはなかったが、彼は映画への情熱を持ち続けていた…

「glee シーズン1」

12月はいろんな方が2011年に観た映画のランキングを発表してましたねえ。「エンジェルウォーズ」「ブラックスワン」「モテキ」「ミッション:8ミニッツ」あたりがはっきりと賛否の別れた映画ってとこでしょうか。つか、どっちにしろ名前が挙がるだけ良いです…

「幕末太陽傳 デジタル修復版」

あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。 2012年、一発目の感想は川島雄三監督の「幕末太陽傳」。今年は日活ができて100周年という事で、デジタル修復版が現在公開されています。なにかしらの節目の時には観直してるんですが良い機…