2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「Shikasha」

先日、高円寺で観た「CALF」のイベント。その時の話は既にもう「CALFの世界」という話でまとめたんだけど、今回はそのイベントで観た短編映画「Shikasha」のお話を書きます。「Shikasha」は今年のカンヌ国際映画祭の「監督週間部門」で選ばれた10分間の短編…

「雷桜」

一昨日信頼できる筋から「らいおうすげえ。ギャグだ。」っていうメールが入り、観るつもりの無かった「雷桜」に俄然興味を持ったので昨日観てきました。うん、まあねえ...。 【あらすじ】※シネマトゥデイより引用 母の愛を知らずに育った、徳川将軍・秀斉の…

「nude」

昨日はお休み。いつも通り「暗い部屋の真ん中で体育座り」と、休日をエンジョイしていたところtwitterから「映画『nude』を観てください!」と言われたので新宿に観に行ってきましたよ。 【あらすじ】※allcinemaより部分引用 芸能人になることを夢見ながら、…

「島田陽子に逢いたい」

twitterで「島田陽子に逢いたい」が超傑作!というツイートを見かけました。 なにそのタイトル!?と俄然興味がわき、昨日テアトル新宿まで行ってきましたよ。観る前はタイトルから察して落語の「紺屋高尾」みたいな話かと思ってました。染物職人の久蔵が憧…

「インシテミル」

思えば「バブルへGO!」とか「ボディ・ジャック」とか「アマルフィ」とか、タイトルだけで会話のネタになってしまう(というかボクがしてしまう)ような映画が数多くありましてな。ご多分にもれず「インシテミル」という単語も、その意味がわからない点や予…

「エクスペンダブルズ」

「インセプション」「特攻野郎Aチーム」「十三人の刺客」ときて、今回もまた「チームもの」。 新宿で「エクスペンダブルズ」観ました。 【あらすじ】 ・・・というかまあ、スタローン以下「往年のスター」たちが一堂に介して悪い奴をやっつける話です。 以下…

「ナイト&デイ」

昨日、渋谷にて「ナイト&デイ」観てきました。【あらすじ】※シネマトゥデイより引用 ジューン(キャメロン・ディアス)はある日、えたいの知れない男(トム・クルーズ)と思いがけない出会いを果たすが、その男はジューンが夢に見た理想の男性どころか、重…

「興行」としての女子総合格闘技

twitter上の縁で「女子総合格闘技ジュエルス」を観に行く事ができました。プロレスならともかく「総合格闘技」、しかも「女子」ってのは雑誌の紙面上では知ってるけど生の観戦は初めて。新木場1stRINGの北側、リングから2列目というかなり良い席で観戦。これ…

「死刑台のエレベーター」(2010)

調べてみたらオリジナルの方も今日からリバイバルでやってるのね。じゃあ両方行かないと!と、いう事で今日は「死刑台のエレベーター」を両方観ました。1957年公開のオリジナル版は言わずもがなの名作なので感想は簡単に。 「え?」ってところもあるけど、流…

昇天

東京60WATTSの「昇天」という曲がある。疾走感あるピアノサウンドと、猟奇的な歌詞。バラバラになった(した?)彼女を鞄に詰め込んで街を歩く男。 彼女の血の「赤」、骨や体液や雪の「白」。 男が目にする色彩がはっきりと浮かぶような世界観で織りなす純粋…

「カラフル」

ちょっと前ですが「カラフル」観ました。 原恵一監督の「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ戦国大合戦」が好きでねえ。ボクは「オトナ帝国」より「戦国大合戦」の方がどっちかっていうと好きなんスよ。そんな理由で「BALLAD」で抱えた怒りってのはまた別の話。あ…

「十三人の刺客」

今日は十三人の刺客を観ましたよ。【あらすじ】※シネマトゥデイより引用 幕府の権力をわが物にするため、罪なき民衆に不条理な殺りくを繰り返す暴君・松平斉韶(稲垣吾郎)を暗殺するため、島田新左衛門(役所広司)の下に13人の刺客が集結する。斉韶のもと…

「告白」

過去に書いたものを転載。今思い返してみればまあ「普通」の映画だったなあという感じでした。好きな人は好きでしょうね。魅力的な作風だし。で、観た当時はこんな事考えてました。↓ ↓ ↓ざっくりとあらすじ とある中学校の1年クラス。学校全体が牛乳を推進…

「ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う」

体を壊したのでやめちゃったんだけど映画業界で働いてましてね。働くようになったきっかけは高校生の時に見た「GONIN」という映画。 この作品に衝撃を受けて「この世界で働きたい!」と思ったもんですよ。で、この作品の監督の最新作が公開されていたので久…

「ベスト・キッド」

先日公開されていた「ベスト・キッド」。 ボクも観たんですが、どうしてもモヤモヤしてしまって感想が上手い事まとまらなかったんですよ。口頭では色んな人に話してるけど、それでもあんまりスッキリとしない状態。で、1984年公開のオリジナル版を観てみたら…

「CALF」の世界

話は今年の冬まで戻ります。六本木の国立新美術館で行われていた「文化庁メディア芸術祭」が面白くて、暇を見つけては通ってました。無料だったしね。特にアニメーション部門にハマってしまい、公開されていた全作品を休日を丸々使って観倒すなんて事もする…

「アヒルの子」

先日、渋谷で「アヒルの子」という映画を観たんですよ。 この映画が非常に面白かったというお話。 【あらすじ】 専門学校に通う20歳のサヤカさんには5歳の時の記憶が全くありません。それは「ヤマギシ会」という、団体生活を過ごすコミューンが運営する全寮…