2010個人的映画ランキング各賞【前編】
とりあえず前回の「キック・アス」をもって今年の映画納めをしたので映画ランキングをつけます。毎年mixiでやってたんだけどブログでは当然初めて。という事で今回はアカデミー賞やMTVムービーアワードみたいにそれぞれ良かったものを挙げてみますよ。なんだかんだで結構長くなりそう。まずは俳優陣の各賞からランキング。
【新人賞】
1位:クロエ・グレース・モレッツ「(500)日のサマー」「キック・アス」
2位:野口雄介「堀川中立売」
3位:佐藤寛子「ヌードの夜」
4位:ジャルジャル「ヒーローショー」
5位:シャールト・コプリー「第9地区」「特攻野郎Aチーム」
映画館で初めて観た人が対象。で、とにかくビックリさせられた順番。実は他にもいっぱいいて
なんて方々もすごく良かったです。
あ、ここの日記はクイントン"ランペイジ"ジャクソンとサンボマスターが同列に並ぶような世界ですよ!
【助演女優賞】
1位:大竹しのぶ「ヌードの夜」
2位:小池栄子「乱暴と待機」「パーマネント野ばら」
3位:南明奈「カラフル」
4位:タン・ジュオ「スプリング・フィーバー」
5位:清水佐絵「堀川中立売」
1位は「ボクが観たかった大竹しのぶ」って事で。後は小池栄子と南明奈のポテンシャルの高さにビックリ。
【助演男優賞】
1位:ドルフ・ラングレン「エクスペンダブルズ」
2位:ジャッキー・チェン「ベスト・キッド」
3位:桐谷健太「BECK」「ソラニン」
4位:山本剛志「堀川中立売」
5位:宮藤官九郎「ゲゲゲの女房」
久々にスクリーンで観たドルフ・ラングレンの笑顔にやられました。ジャッキーの老いた演技も新しい境地を見せてくれて今後が更に楽しみ。「BECK」と「ソラニン」は桐谷健太がいなかったら大惨事になっていたと思います。4位の山本剛史はねえ...同世代でここまでの怪優がいた事にびっくり。5位のクドカンはもう出オチレベル。ポイントは笑い方がちゃんと水木しげる先生に似ていたところ。
ちなみに助演男優賞は他にも
- 古澤健「making of LOVE」「堀川中立売」
- 山本浩司「nude」「雷桜」
なんて方々を候補にあげてました。古澤健監督は役者としても充分すぎるほど面白い。「雷桜」や「nude」で1シーンしか出てないのにもかかわらず強烈な個性を残した山本浩司も忘れられないですよ。
【主演女優賞】
1位:島田陽子「島田陽子に逢いたい」
2位:吹石一恵「ゲゲゲの女房」
3位:山田真歩「SR サイタマノラッパー2」
4位:ゾーイ・デシャネル「(500)日のサマー」
5位:松たか子「告白」
主演女優賞はまあ順当に。「SR2」のエンドロールはクライマックス級にグッとくる画でした。4位はあの子じゃないとサマーっていう役柄は出来ないと思わせた点。次点で「雷桜」の蒼井優。映画の内容はともかく、馬にちゃんと乗って芝居していた点が良かったです。
【主演男優賞】
1位:シルベスター・スタローン「エクスペンダブルズ」
2位:前野健太「ライブ・テープ」
3位:チン・ハオ「スプリング・フィーバー」
4位:ジョセフ・ゴードン=レヴィット「(500)日のサマー」
5位:木村拓哉「SPACE BATTLE SHIP ヤマト」
今年の男と言えばもうスタローンしか浮かびませんでした。2位は映画の95%をワンカット出っぱなしで引っ張ったという業績を称えて。3位も印象的な主人公だったという点から。4位はその後に観た「インセプション」の時の役柄の印象と全く違ったってのも評価ポイント。最初気づきませんでした。5位は本当によく頑張りましたで賞。悪いのはたぶん監督です。
長くなるので続く。