「ドキュメンタリー10番勝負 〜あとがき〜」

久々に感想書いてみた。連続して10本。しかもどれも重いのばかり。もうちょいサクッとまとめられないものかねえ...と悩みつつ書きました。久々に書いてみて自分の感想の書き方を思い出したので、なるべくなら続けて書いていきたいもんですよ。

今年を代表するドキュメンタリー、といえばバンクシーの「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」が入ってねえじゃねえか、と思いましたが観てないんだからしょうがない。あと全体の流れとしてカンパニー松尾監督が震災を扱ったAV「恥ずかしいカラダ DOCUMENT 愛咲れいら」も入れるべきだったんだけど、これも未見。

順番は震災に始まって震災に終わるようにという事と、最後はいま公開されている作品で終わりたいと思ったのでこの流れにしました。まあ、始めと終わりが同じテーマであれば震災じゃなくてもいいんだけどね。「無常素描」とか「エンディングノート」みたいな「死」をテーマにした作品と同じくらいバカバカしい作品とか「生」とテーマにした作品を入れたかったのでこんな感じになりました。「ニコニコ動画のやつ」とか「童貞。をプロデュース」をいれたのはそんな理由から。また、「Peace」のような説明の無い作品と対照的な作品を入れたくて平野監督や松江監督の作品を入れました。「グリー」に関しては心底楽しんじゃったから。でもこれも「ニコニコ動画のやつ」とか「トーキョードリフター」と同じように考えるってのが面白かったので入れて良かった。

一番苦労したのは(どれも大変だったんだけど)「エンディングノート」。
書いてて、本当にこれを書く意味ってあるのだろうか...と行き詰まってしまった。特に褒めてないし。
あと「ハメ撮りの夜明け」「セックスと嘘とビデオテープとウソ」。何回も書いてて申し訳ないんだけどホントにつまらないのだ。でも「松江監督の作品を三本挙げろ!」って事になると自分の中では「セックス〜」はそのうちの一本になる。


10本を通して書いてみて気付いた事は、ドキュメンタリーが好きなやつはやっぱり性格は良くないって事だね。


という事で10番勝負はおしまい。次回からはたぶん普通の映画の感想を書くと思います。

第1戦「無常素描」
第2戦「Peace(と「なぜ僕はドキュメンタリーを撮るのか」)」
第3戦「由美香」「流れ者図鑑」「白 THE WHITE」
第4戦「監督失格」
第5戦「glee/グリー ザ・コンサート3Dムービー」
第6戦「ニコニコ動画「片桐えりりか 室内花火で大騒動!マジキチ ネ申配信 ダイジェスト」
第7戦「エンディングノート」
第8戦「童貞。をプロデュース」
第9戦「ハメ撮りの夜明け 完結編」「セックスと嘘とビデオテープとウソ」
終戦「トーキョードリフター」


【おまけ】
先日、友人と呑んでてドキュメンタリーの話になって、口上に挙げた「ウルトラクイズ」が自分のドキュメンタリー好きの源流だって話をしたんだけど、そういや他にも影響を受けたのあったなって事を思い出した。これとか。